黄金世代
2002年6月15日「ポルトガルに涙する」
こんばんは。昨日、新宿で日本を応援していた
ドリーさんです。新宿駅近くのカラオケ館の前で
グレーのスーツを着たブリキ人形がワタクシです。
さて、たまには時流に乗ってサッカー話。
でも、アウトローなんで、ボクのハートを掴んだの
は、日本じゃなくてポルトガル。非国民と言われよ
うが、昨日は断固ポルトガル!
昨日の韓国−ポルトガル戦はとても良かった。ボク
の中では今回のW杯でのベストマッチ!
初めは韓国を応援してたのですが、9人になってか
らのポルトガルに心が響く。
今年のポルトガルは前評判が高かった(らしい)。
フィーゴ、ルイコスタなどの世代はユース時代は
無敵を誇り「ゴールデン・ジェネレーション」と
唄われていた(そうだ)。
そんなスター世代が、9人になって、リードを追う
状態になってからはどのチームよりも、気持ちが出
ていた。形振り構わなかった。
少なくともボクにはそう見えた。
終了間際はそれが如実に表れたと思う。組織化され
た鉄の意志を持つ韓国相手に、スタジアムを埋め尽
くす赤の悪魔に対してもポルトガルは気持ちで押し
ていて、故にたった9人で決定機を再三作った。
結果的にポルトガルは負け、姿を消した。
理由もハッキリしている。おそらく始まる前は予選
通過は余裕と思ったはずだ。その油断が、緒戦のア
メリカ戦の敗戦をもたらし、そのギャップからの焦
りが、韓国戦の退場者2人を産んだ。
でも、昨日の試合はボクは本当にすばらしかったと
思う。日本のスマートな勝利よりもポルトガルの泥
臭い敗戦の方が見てて、気持ちが高ぶった。
案外、スマートさなんか要らない。
そう感じたポルトガルの姿でした。
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